大和に泊まろう

見ると恥ずかしい気持ちになると思います。

紅い彼と蒼い私(17)

焦げた匂いに交ざって腐敗したような臭いが地下牢に漂っている.

入り口には魔封じの札が立てかけられているはずだがばらばらになって入り口付近に焼き焦げて残っていた..

どうやら札を壊した奴がいたらしい.

私は地下牢を去り,再び玉座に向かった.

突然,窓の割れる音がし勢いよく飛び去る人を見た.