星霜編 とありましたが,続きはないのでしょうか? ちなみに,続きは何編にするつもりでしたか?
皆さんこんばんは、かげはるです。 最近、周りからお前は0か100かでしか物事を考えないなといわれております。 これを私は二極化思考と呼んでいます。 私は考えが二極化しないように心がけているつもりです。 しかし、どうやら世間からは二極化しているよう…
お疲れ様です。かげはるです。 少し肌寒くなってきて徐々に秋を感じる季節になってきました。 そんな人肌恋しくなってくる今日は誰得なのかわかりませんが私の恋の思い出をお話ししたいと思います。 時は2014年、私は人生で初めてお付き合いをしました。 初…
お久しぶりです。 月日が経つのは早いものでこのブログの最後の更新から260日経ちました。 おそらく、誰もこのブログの存在を覚えている方などいらっしゃらないでしょう。 さて、話が変わりますが本日3/14は何の日でしょうか? 3.14といえば頭に思い浮かべる…
ふわふわと浮いたような感覚とともに,腹部にものすごい痛みを感じた. この痛みは先ほど刺されたときとは違う新たな痛みだ. なぜこのような痛みを感じているのか見当もつかない. 周りは時が遡ったような動きをしている. いったいどこまで戻るのか,どの…
地下牢へ向かおうとするとなぜかそこに宰相がいた. 何をしているのかそっと後ろに近づくと爆破魔法を仕掛けている様子だった. 私は不思議に思い,声をかけた. 私が玉座にいると思っていた宰相は驚いた顔でこちらを凝視してきた. 宰相はその場を後にし玉…
初老の男への殺意はほとんど消えていた. 元に戻るためにどうすればよいのかを考えていたからだ. 俺は魔人の記憶,および自分の記憶をしらみつぶしに調べた. その時,面白い魔法に関する記憶を見つけた. 時間に関する魔法だ. 試しに俺はその魔法を使用し…
素振りを行った後,何が起こっているかはわからなかったがとりあえず城へ向かうことにした. 道中,商人からリンゴをもらい門へたどり着いた. 兵士に連れられ玉座の間に向かおうとしたが一つの疑問を覚えた. つかまっている魔人は今どうなっているのか. …
初老の男は静かに口を開いた. 「まだ例の能力は発言していないようだな.」 彼の言っていることは理解できなかった. 能力とは何のことか.気になって仕方なかったが続けざまに彼は話した. 「お前は魔人に乗っ取られている状態だ.身体のどこかしら変化し…
私はおなかに手を当てた. 腹部に痛みはない. 感じたあの痛み,あれは確かに現実であったはずだ. 私は馬車に乗って移送されていたはずなのになぜ枕が濡れているのか. 日付を確認すると,今朝になっている. どうやら,今朝に戻ってしまったらしい. 理由…
皆さん,お久しぶりです.手越です. 今日は少し暗めの内容になってしまうかもしれません. 私の悩みに関して書き記していきたいと思います. ・ゲームができなくなった. 最近,ゲームを楽しいと思えなくなっています.昔はゲームを一日中やっても全然苦で…
宰相はなぜこいつが生きているといわんばかりの顔をしていた. 気が付くと俺は本能のままに宰相を手にかけていた. 王は玉座から一歩も動じない.また初老の男も不敵な笑みを浮かべているだけである. 記憶を見た限り宰相は魔人を殺そうとしていたようだ. …
手を伸ばせば届くのに彼の手をつかむことが叶わない. 最近いつも見るあの夢だ. 連れていかれている最中にも目をつむれば見るなんて重症なのかもしれない. そう思っていた矢先,運送途中の馬車から悲鳴が起きると同時に腹部に痛みを感じた. 瞼をそっと開…
男の匂いを追うと城に戻ってきてしまった. 屋上に移り内部の様子をうかがっていた. 中では女騎士が連れ去られていく様子があった. 玉座近くには眼鏡をかけた宰相と王様,俺を刺した初老の男がいた. 男から色々聞き出そうと玉座に突撃した. 宰相は大変驚…
私は島へ搬送されている間,この国の異変を考えていた. 魔物が出没するようになってから都合よく魔人が現れるだろうか. そして地下牢に閉じ込めていた魔人の調査を依頼し,直後に脱獄される. さらに翼が生えた魔人と思わしき人型の正体. 考えれば考える…
死んでしまうのか,意識がもうろうとする中,頭の中に聞き覚えのある声が響く. 俺は気が付くと胸を貫いた剣を抜き,体に対して治癒魔法をかけていた. 昔,学校で治癒魔法に関する勉強はしたが,この術式は現在使われているものよりはるかに高性能なもので…
こちらからは以上です。
王のもとへ戻ると目つきの悪い宰相が激怒していた. 魔人を逃がしてしまったことに関してである. 王様に宰相は耳打ちをして,王様は次のように述べた. 「そなたを南西の牢獄島に投獄する.」 私の叫びは受け入れられなかった. 兵士にとらえられながら玉座…
声をかけてきたのは初老の男だ.その顔には見覚えがあった. 僕に牢屋のカギを渡してきた人である. なぜここがわかったのか不思議で仕方なかったが彼はそっと口を開いた. 「魔人と契りを交わしたのか.」 次の瞬間,僕の胸にひやりとした感覚が襲った. 状…
飛び去った彼を追いかけた. しかし人が走って追いつけるほどのスピードではなかった. 私は王様のもとへ向かうことにした. 城へ戻る道中,何もかも吸い込みそうなほどの黒い羽根を私は見つけた. 何かの手掛かりになるかもしれないと考え私はその羽根を持…
ようやく体が落ち着いてきた. 外に飛び出てから半刻ほどたった. 住んでいた家からは大分離れた場所と考えていたがどうやら見知らぬ土地のようだ. 心に語り掛けてみた. やはり魔人の声は聞こえない. この先どうなるのかを考えてみたが何も思いつかない.…
紅い瞳の彼の顔はよく覚えている. さっきすれ違ったときにも会ったし,私の夢の中に出てくる青年だ. しかし,前は黒い瞳だったし,そもそもなぜ翼なんて生えているのだろうか. 玉座に向かおうとしたが私の興味は彼に向かっていた. 無我夢中で彼の後を追…
体の奥底から力を感じる.魔力が何倍にも倍増された感じがする. しかし,身体に変化が起きた.背中に何か違和感を感じる. どうやら翼が生えてきたようだ. また,頭の中に自分の知らない魔法や記憶が流れ込んでくる. これは魔人の記憶だろうか. 僕は身体…
焦げた匂いに交ざって腐敗したような臭いが地下牢に漂っている. 入り口には魔封じの札が立てかけられているはずだがばらばらになって入り口付近に焼き焦げて残っていた.. どうやら札を壊した奴がいたらしい. 私は地下牢を去り,再び玉座に向かった. 突…
魔人に魂を渡す.即ち契約を交わし魔人の力を一部もらい受ける. つまり半魔人になるということである.僕は迷ってしまった. 魔法学校で学んだことがある.魂を渡したものは呪われてしまうと. しかし,魔人を助けろという言葉が脳内に響き渡り僕は契約を結…
玉座を後にし,門の近くまで来た時に異変が起きた. 地下の方で爆発魔法を用いたような音が聞こえたのだ. 慌てふためく兵士とともに私は地下牢へ向かう. 道中,この国には珍しい黒い瞳の青年を見かけたような気がするが今はそれどころではない. 地下牢に…
僕は目を疑った. 兵士たちが探している魔人が跪いていることに. そして,彼は僕にもう長くないことを伝えてきた. どうやら魔力がほとんど残っていないらしい. 目の前に困っている人がいるときは助けてあげろ. 昔,祖母に言われた言葉である. 僕は彼に…
玉座の前で私は王の言葉に耳を傾けた. 王がいうには単独で北雪原に現れた魔人の調査をしてほしいそうだ. しかし,私は違和感を感じた. なぜなら,魔物類の調査は王直近の学者が行っており一人では行わないからだ. どうやら王様は本気で私の一族を見捨て…
魔人の身長は僕の二倍近くあるだろうか? まがまがしい角に褐色の肌,赤い目がよく似合っている. 感心している場合ではない. 早くこの場から逃げなければ. しかし,魔人の力によるものか金縛りにあったように動けない. ここで死ぬのか,その刹那,僕に魔…
私は王の部屋で扉が開かれるのを待っていた. 兵士は何やら落ち着いていない様子である. どうやら北雪原から突如として現れた魔人を牢獄へ閉じ込めたらしい. その様子を観察しているうちに扉が開いた. 玉座には白いひげを生やした王がこちらを見ている. …