大和に泊まろう

見ると恥ずかしい気持ちになると思います。

二極化する思考

皆さんこんばんは、かげはるです。

 

最近、周りからお前は0か100かでしか物事を考えないなといわれております。

これを私は二極化思考と呼んでいます。

私は考えが二極化しないように心がけているつもりです。

しかし、どうやら世間からは二極化しているように見られてしまうようです。

私はこのように思われていることが非常に悔しい。

おそらく思考が二極化しないように心がけているとは言いつつも、

本心ではどこか二極化思考に陥っている自分に気づいているし、

思考を改めたくてもできない自分に腹立たしさを覚えているからです。

 

そこで本日は以下についてお話したいと思います。

1.なぜ思考が二極化してしまうのか。

2.二極化が好まれない理由

3.二極化思考を防ぐ対策

 

なぜ思考が二極化してしまうのか

思考が二極化してしまう原因の一つとして思い当たる理由が一つあります。

それは二極化させた方が考えが単純になり、頭に負担がかからないからです。

質問を例にあげましょう。

”はい”か”いいえ”で答える質問は二通りしか答えがないのに対して、

”あなたの意見を述べなさい”といわれる質問は無数に答えがあるわけです。

前者は答えがわからなくても”はい”か”いいえ”で答えればよいが

後者は無限の中にある答えの中から考えなければならないから頭に負担がかかります。

つまり、考えることが体に負担を与えてしまっており、

そこから逃げ出したいがために二極化思考を行うと考えられます。

 

二極化が好まれない理由とは

先程、考えることが体に負担を与えてしまっているのではないかと申しました。

二極化が好まれない理由はここにあると思っています。

二極化思考は思考することから逃げる思考。

すなわち、発想力が乏しくなる思考であると考えます。

例えば、仕事で幼児向けのおもちゃを売るためにどうしたらよいか。と尋ねられた時、

二極化思考の場合だと幼児向けという言葉に反応し、

ついつい、幼児に気に入ってもらえるようなおもちゃを考えてしまいます。

しかし、これだと上司からは物事の着地が見えていないといわれてしまうわけです。

つまり、言葉の表面上しか捉えられておらず、本質が見えていないということです。

また、幼児という言葉にとらわれ、その答えを探そうとして、

ほかの可能性を排除してしまうことも考えを放棄しているとみられてしまいます。

それではどうしたらこの二極化思考から抜け出せるのでしょうか。

 

二極化思考を防ぐためには。

先程の幼児向けのおもちゃを売るためにはどうしたらよいか。

この問題をもう少し深堀していきましょう。

まず、幼児に気に入ってもらえる商品を考えること。これは間違った考えでしょうか。

これは間違っていないように思います。

なぜなら、幼児が気に入らないと興味を持たれず商品が売れないからです。

それでは幼児が気に入る商品のみ考えれば商品は売れるでしょうか。

これは売れるとは言い切れませんよね。

なぜなら、お金を出すのは親であり子供ではないからです。

また、このようなことも考えられるのではないでしょうか。

そもそも幼児向けの商品を大人が買ってはいけないのか。

童心に帰りたい大人に対してPRすればもしかすると購入してもらえるかもしれません。

つまり、常識を疑うことが大事ということです。

また、物事の本質を見失ってはいけないことも大切です。

 

それではこの問題の本質は何だったのでしょうか。

この問題の本質は「どうしたらよいか。」という言葉に惑わされず、

「売るため」の売る、すなわち売り上げを高くするにはどうしたらよいか。

というのが本質のはずで上司が求めている回答なのです。

二極化思考の人はこの本質を見抜く能力がずば抜けて低いように思います。

だから、幼児向けという言葉に惑わされるのです。

 

さて、見出しの二極化思考を防ぐにはという問いに対して回答を出しましょう。

        「目的を見誤らず、ゴールを考えろ」

というのが持論です。

しかし、この目標がわからないという方も多くいるでしょう。

続いてこの目標を導く方法を教えます。

 

二極化思考の人はある特徴を持っています。それは直観力があるということです。

私はこの直観力だけで人生を乗り越えてきたといっても過言ではありません。

考えることは確かに辛いです。

無駄に体力を消費するし、結果間違えることもあります。

だからこそ、二極化思考の私はとある方法を思いつきました。

それは与えられた問題に対して二択の問題を作っていくという方法です。

実は先ほどもやっていたのです。

例えば、

「幼児に気に入ってもらえる商品を考えること。これは間違った考えでしょうか。これは間違っていないように思います。なぜなら、幼児が気に入らないと興味を持たれず商品が売れないからです。」

これは間違った考えか、考えでないかの二択になっていることがわかります。

またもう一つのポイントとして答えの後に理由を言うことも大事です。

そうしないとあてずっぽうになってしまい二極化思考のままだからです。

これを2,3回繰り返します。

そうするとどこかのタイミングで転換期が訪れるはずです。

先程の例で挙げると、

「そもそも幼児向けの商品を大人が買ってはいけないのか。」

というところですね。

このそもそもという言葉が大事です。

経験則にはなってしまうのですが、

本質は大体このそもそもの後に考える内容であることが多いです。

 

改めて言いますが二極化思考の皆さんは直観力に優れています。

その強みを消してしまうのは非常にもったいない。

ですからこの二極化思考分析を使って、物事の本質をとらえていきましょう!

最初の内は慣れず、周りから判断が遅いといわれ、

できないこともあるかもしれません。

しかし、皆さんが自転車に最初から乗れなかったように、

最初からできる人なんていないのです。

だから、あきらめず粘り強く行動していきましょう。

私も続けてまいります。

 

長くなりましたがここまでこの記事を読んでくれたあなたが今日から幸せになれるよう

願っております。文責は手越影春でした。ありがとうございました。

 

          目的を見失わないこと、常識を疑うこと