大和に泊まろう

見ると恥ずかしい気持ちになると思います。

日常に潜む非日常

カーテンの隙間から覗く神をも思わせるまばゆい光とともに私は目覚めた.

時刻は八時,始業のチャイムにはまだ間に合う.私はパンをトースターに入れて制服に袖を通した.

「まだだ...」秒針を噛み,音が鳴るその刹那勢いよく家を飛び出た.

そこの曲がり角で運命の人と出会える.そんなことを思っているのもつかの間,私は目の前が真っ黒になった.

気が付けば見知らぬ天井,何もわからないままチンという音とともに起き上がった...