2021-05-31 紅い彼と蒼い私(19) 変人 140字 妄想小説 紅い瞳の彼の顔はよく覚えている. さっきすれ違ったときにも会ったし,私の夢の中に出てくる青年だ. しかし,前は黒い瞳だったし,そもそもなぜ翼なんて生えているのだろうか. 玉座に向かおうとしたが私の興味は彼に向かっていた. 無我夢中で彼の後を追いかけ外へ出たが彼の速さには追い付けなかった.