大和に泊まろう

見ると恥ずかしい気持ちになると思います。

紅い彼と蒼い私(28)

宰相はなぜこいつが生きているといわんばかりの顔をしていた.

気が付くと俺は本能のままに宰相を手にかけていた.

王は玉座から一歩も動じない.また初老の男も不敵な笑みを浮かべているだけである.

記憶を見た限り宰相は魔人を殺そうとしていたようだ.

宰相を手にかけた後,俺は初老の男に話しかけた.