大和に泊まろう

見ると恥ずかしい気持ちになると思います。

紅い彼と蒼い私(13)

玉座の前で私は王の言葉に耳を傾けた.

王がいうには単独で北雪原に現れた魔人の調査をしてほしいそうだ.

しかし,私は違和感を感じた.

なぜなら,魔物類の調査は王直近の学者が行っており一人では行わないからだ.

どうやら王様は本気で私の一族を見捨てたらしい.

私はその命令を承りその場を後にした.